美味しい干し芋の恵みに感謝しつつ、欲しいものを願う。
ほしいも神社の名物である黄金の鳥居。足元に注目してみよう。
運が良ければ宮司の愛車?も見られるかも!
願い事は、干し芋の絵馬?に…
境内にはカフェも併設されている
すぐそこは海!眺めが良い!

ほしいも神社|ホシイモノがすべて手に入る?令和時代の新しい神社

ひたちなか市の名物「干し芋」に起源を持つ、ほしいも神社。黄金色に輝く鳥居が並ぶ景色は壮観で、令和らしいタイパ的なストレートな表現が好感。きらきらと輝く鳥居と、境内の明るい雰囲気は、「陽」の気を感じます。海の見える見晴らしの良い神社で、ストレートに「欲しいもの」、願っちゃいましょう!

このような方にオススメします!

ほしいも神社に祀られているのは、郷土の名物「干し芋」を開発し、一大産業化に成功した5人の明治時代のビジネスマン。干し芋創始者の「夢の実現力」や「ビジネスの発展力」にあやかるべく、経営者の方にぜひおすすめしたい神社です。

開運データ

主祭神宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
御利益商売繁盛・心願成就
(欲しいものはすべて手に入る)
創建令和元年
社格等堀出神社境内末社
主な神事秋季例大祭(11月23日)
田植祭(春祭り)(6月第1日曜日)
その他ほしいもの神様 顕彰碑

堀出神社の境内末社として創建

ひたちなか市阿字ヶ浦町の堀出神社境内に令和元年に創建された新しい神社。茨城の干し芋発祥の地として知られるひたちなか市にて、干し芋のブランド化や観光振興の一環として創建されました。堀出神社宮司のアイデアをもとに、実行委員会が組織され、ひたちなか市商工会議所などの協力や、市内外の農家からの寄付金をもとに創建にこぎつけたそうです。

神社のデザインには、ひたちなか市商工会議所が設けた「ほしいも学校」のプロジェクトリーダーであり、有名グラフィックデザイナーである佐藤卓氏が担当。シンプルながらハイセンスな、洗練された雰囲気にも納得です!

ほしいもの神様にあやかりたい

ほしいもの神様

ほしいも神社の主祭神は、穀物の神様である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。宇迦之御魂神はあの伏見稲荷大社の主祭神として、お稲荷さんとしても知られる神様です。

また、ほしいも神社の境内には、主祭神の他に、「ほしいもの神様」も祀られています。ほしいもの神様とは一体何かというと、ほしいも王国ひたちなかをの基盤を作りあげた、明治時代のほしいもビジネスのレジェンドたちです!

干し芋創始者の一人 小池吉兵衛

明治八年、前浜村(現 阿字ヶ浦町)に生まれる。
早くから郷土産業の開発に尽力し、特に甘藷(サツマイモ)の 加工に着目。弟、大内地山の協力のもと、率先して蒸切芋(干し芋)の製造を開発した。
明治四十一年には静岡から講師を招いて技術力向上を図り、 販路の開拓にも努めた。その結果、年間百万キロもの 生産が実現し、郷土の一大産業となった。
株式会社マルヒ初代社長黒澤一治は先祖である吉兵衛の 功績を称え昭和三十二年九月 堀出神社に胸像を建立した。

ほしいも神社公式サイトより抜粋

ほしいもの神様顕彰碑には、小池吉兵衛翁のほか、宮崎利七翁、湯浅藤七翁、大和田熊太郎翁、白土松吉翁の5名をレジェンドとして刻印されています。この5名の明治のビジネスマンが、ほしいもの神様としてお祀りされているそうです。

「干し芋」と「欲しいもの」を掛けた御利益

ほしいも神社の御利益は、「欲しいものは総て手に入る」とされています。単なる言葉遊びのようにも思えますが、農業の神や商工業の神様として信仰されている宇迦之御魂神と、自分たちで夢を叶え干し芋の生産量全国1位の基盤を作った明治のほしいもの神様たちとが祀られていることから、実際に御利益がめっちゃありそうです。

経営やビジネスの観点から言えば、やはり経営者の強い想いや願いが、その事業の発展の基礎となるものですから、ほしいも神社にしっかりとほしいものを願掛け参りすることで、夢の実現の第一歩となるかもしれませんよ!

創建には干し芋の恵みへの感謝という意味も

黄金色の鳥居や「欲しいものは総て手に入る」と聞くと、欲深きものを想像してしまいがちですが、この神社の創建にかかる想いはそれだけではありません。

ほしいも造りを通して我々生産者や町の人間が受けた神の恵みや社会に対する恩を、神社の創建を通してあらわすとともに、幾久しく当地のほしいもづくりを続けられるように祈念してするための新しい神社です。
(ほしいも神社・堀出神社宮司の言葉より抜粋)

ほしいも神社公式サイトより抜粋

黄金色も、考えてみれば焼きたての蜜がたっぷりはいった焼芋の色ですね!ほしいも神社を通じて、ひたちなかの干し芋産業がより活性化すれば、それは本当に素晴らしいことだと思います!

明るい境内は、デートにも最適!?

黄金に輝く金ぴかの鳥居の他にも、開放的なカフェがあったり、海が見える見晴らしの良い景色があったり、ペット同伴での参拝が許可されていたり。商売繁盛の目的も良いですが、デートや家族連れでの参拝も楽しめそうです!サイト内のフォトアルバムには結婚式の様子や芸能人の来訪の様子なども掲載されており、とても楽しそうです!

基本データ

名称ほしいも神社
別称堀出神社
所在地茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町172-2
電話029-265-9533
URLhttps://horide-hachiman.com/
駐車場無料駐車場あり(30台)
アクセス東関東自動車道「ひたち海浜公園IC」より5分
ひたちなか海浜鉄道「阿字ヶ浦駅」から徒歩2分

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この記事を書いたのは

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