山寺の清浄な空気に癒される
車で向かうと現れる山門
山寺らしい美しい石段は見もの
平成の再建ながら堂々とした本堂
広い境内は庭園造りとなっている
境内からの眺望も美しい

東城寺|風情ある山寺に響く梵鐘の音

土浦市新治地区にある東城寺。筑波山周辺にあったとされる古代寺院の多くが廃絶したなかで、いまなお山寺の風情を残しています。美しい石積みの参道が残されており、ここだけでも一見の価値があります。また、境内には梵鐘があり、自由に撞くことができます。ぜひ、ご利益を願ってひと撞きしてみてください!

このような方にオススメします!

清浄な雰囲気の境内は、居るだけで心が洗われるよう。御本尊である薬師三尊には闇を滅却し煩悩から離れ、苦しみを取り除き現世利益をもたらすというご利益があるそうです。

どうにも気持ちがふさぎがちだったり、人生に不安や不満を抱えている方。ぜひ、梵鐘を心して撞きに行ってみてください。きっと心が洗われますよ!

開運データ

御本尊薬師如来
薬師三尊(薬師如来・月光菩薩・日光菩薩)
御利益病気平癒
心願成就
宗派真言宗(単立寺院)
創建796年(延暦15年)
札所等関東薬師霊場74番札所
文化財木造広智上人坐像(県文)
石造灯籠(県文)
結界石(県文

願いを込めて、梵鐘を撞いてみましょう

参道から入るとすぐに鐘楼が見える。

清浄な山寺に響く梵鐘の音は、山に返されて心地よい響きが伝わっていきます。東城寺は、通常時は無人のお寺ですが、梵鐘は自由に撞くことが許されています。

ユーモアにあふれる説明書き

「アナタは御利益がある様に一発を」

と書かれた説明書きがあるように、ただ鳴らすだけでなく、願いを込めて撞くことが大切です。そのためにも、いきなり鐘楼に直行するのではなく、まずは本堂にお参りをすませるのが大人の嗜みです。本堂前にお賽銭箱はありませんが、「浄財」と書かれた郵便受けのような入れ物がありますので、そちらに浄財をお入れして、薬師如来様にお参りをしましょう。

お参りを済ませたら、いよいよ鐘楼へ

鐘楼に貼られたメッセージ。

鐘楼に貼られたメッセージ

この鐘 どう撞く この一回に最善を尽くせ
人生一回きり
さァどう撞く どう生きる
力んで失敗 怠けて後悔
しかもここは晴れ舞台
みんなが見ている聞いている
内緒にできぬ人生ハ
裸の人生さァどう撞く
南無薬師如来 東城寺

実際に私も撞いてみました。平日の午後でしたので、境内にはハイキングのお姉さま方が数名いるだけ。でも、大きな音のなる梵鐘を鳴らすのにはちょっと勇気がいりました。ですが、上記のメッセージにも励まされ、ついに願いを込めてひと撞き!実際には、ゆらゆらと振り子のように2度ほど勢いをつけてから、ゴォーンといきました。

美しい鐘の音が一体に響いていきます。スマホのアラーム音とは全く別物の、深く、重く、響く音でした。

この東城寺、先述の通り普段は無人ですが、境内は驚くほどきれいに手入れされています。境内の清浄な雰囲気と、山からの眺望の美しさと、心に響く鐘の音とで、心が洗われて、帰りの足取りはなんだか軽くなった気持ちがしました!

なんだか心が晴れないという方、理由のない不安に襲われる方、ぜひ東城寺を訪れて、梵鐘を鳴らしてみてください!

桓武天皇勅願歴史ある古寺

茨城県土浦市新治地区にある東城寺。創建は桓武天皇勅願による延暦15年(796年)の創建と古く、参道や境内のあちこちに興味深い遺構が残されています。残念ながら本堂は1997年に焼失しているため、2004年再建によるものですが、山を背にした堂々とした佇まいは凛としたものがあります。

東城寺の歴史

桓武天皇の名を受けた天台宗の開祖である伝教大師・最澄が弟子の最仙を派遣して開山。当時は「薬師寺」の名で、常陸国における天台宗の拠点のひとつとして隆盛しました。当時は現在の本堂に位置に薬師堂があり、本堂は裏手の山中にあったそうです。

しかし、時代とともに次第に衰退。広智上人が本堂を現在の位置に移し、再興されたそうです。さらに時代が下り、鎌倉時代になると小田城の城主・小田氏の庇護を受け真言宗に改宗。戦国時代の佐竹氏との戦いで荒廃しましたが、その後は土浦藩主・土屋家の庇護を受けるなどし、荒廃と再興を繰り返しながら現在に至っているようです。

風情ある山寺の趣き

山門裏手の急峻な山道を車で登ると途中で右手に参道の石段が現れます。趣深く美しい参道ですので、ぜひ足で登ってみてください。なお、駐車場はもうちょっと進んだところにありますので、いったん駐車してから戻ると良いでしょう。足に不安のある方は、駐車場から境内への近道もあります。

苔むす石段と木漏れ日が美しい参道。

手入れの行き届いた境内で一息つきたい

普段は無人のお寺というのが信じられないくらい、境内は手入れが行き届いており正常な雰囲気。週に一度は役員の方が来ているそうですが、それ以外にも有志の方がお手入れされているのかもしれません。境内は広く、庭園のようになっており、池には鯉が悠々と泳いでいます(鯉の餌の販売機もあります)。池の周りや眺望の開けた斜面側など、ところどころにベンチが置かれており、境内でのんびりと過ごすのにも良さそう。宝篋山からの散策路も整備されているようで、ハイキングの途中に立ち寄るのも良さそうです。

基本データ

正式名称朝望山東光院東城寺
別称
所在地茨城県土浦市東城寺650
電話
URL
駐車場無料駐車場あり
アクセス常磐道土浦北ICより車で約15分

アクセスマップ

この記事の掲載内容について

この記事は独自基準に基づいて取材・執筆・掲載をさせていただいております。こちらの開運スポットの関係者の方で、この記事の内容にご意見のある場合は、速やかに対応させていただきますので、下記フォームよりご連絡くださいませ。

この記事を書いたのは

茨城開運管理人
茨城開運管理人茨城開運ポータル管理人
茨城開運ポータルの管理人。開運というキーワードで茨城をもっと楽しく!という気持ちで、このサイトを作っています。鑑定歴20年の運活カウンセラーでもあります。

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