大洗の「神磯(かみいそ)の鳥居」といえば、その名前は知らずとも、写真はきっと見たことがある全国的にも有名な美しいパワースポットです。太平洋から昇る朝日と磯に打ち寄せる荒々しい波。そしてそこに凛として立つ鳥居の姿は、日本人の心を大きく揺さぶる神々しい光景です!
このような方にオススメします!
神磯の鳥居は、大洗磯前神社の鳥居です。大洗磯前神社の御祭神である大己貴命(おおむなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこのみこと)が民を難儀から救うために降臨された地が神磯の鳥居の場所と言われています。
この二神の御祭神はいずれも傷病治癒や、福徳を授けるといった御神徳のある神様です。病気や怪我の治療中の方に御利益と言えるでしょう。また、大己貴命は「縁結び」の神様としても有名ですから、良縁祈願にも最適です!
開運データ
パワーの源 | 大己貴命 少彦名命 日の出 |
御利益 | 病気平癒 縁結び |
起源 | 856年(斉衡3年) |
その他 |
朝日が昇るタイミングで訪れたい絶景の鳥居
神磯の鳥居は、その景観の美しさが評判を呼び、パワースポットとしてだけでなく同時にフォトスポットとしても人気です。なかでも、朝日が昇るタイミングは多くの写真愛好家が集まります。
そもそもこの神磯の鳥居は、御祭神である大己貴命・少彦名命が降臨されたと伝わる岩礁。その神聖な場所を「神磯(かみいそ)」と称し、足を踏み入れてはいけない禁足地として定めたのです。
御祭神は平安期の書物に「大洗磯前薬師菩薩明神」と記されている通り、医薬の神様として知られていました。境内には眼病に効くと言われた「目さらしの井」が明治時代まであったと伝わっているほか、江戸時代には神社前の海岸では病気治療のために海水に浸かる「潮湯治」で御祭神の御利益を得ようと大変賑わっていたそうです。
現在ではなかなか潮湯治というわけにはいきませんが、波しぶきのかかる海岸沿いの展望所で、水平線から昇る朝日を眺めながら、神磯の鳥居に手を合わせることで、きっとパワーを授かります!
日の出の時間帯は?
日の出の時間は、季節によって全く異なりますの注意が必要です。参考までに、2023年の各月1日の日の出時刻をご紹介しておきます。
日付 | 日の出時刻 |
---|---|
2023年1月1日 | 6時48分 |
2023年2月1日 | 6時39分 |
2023年3月1日 | 6時08分 |
2023年4月1日 | 5時24分 |
2023年5月1日 | 4時44分 |
2023年6月1日 | 4時21分 |
2023年7月1日 | 4時23分 |
2023年8月1日 | 4時44分 |
2023年9月1日 | 5時08分 |
2023年10月1日 | 5時32分 |
2023年11月1日 | 6時00分 |
2023年12月1日 | 6時29分 |
特に冬至の時期がシャッターチャンス!
パワーも得たいけど、美しい写真が撮りたい!という方は、冬至の時期が絶好のチャンスだそう。
冬至の頃は太陽の日の出の角度の関係で、鳥居と朝日を一枚にバランスよく納めて撮影しやすいそうです!
朝日の効用
太陽が昇る「東」は、中国古代の思想では肉体が誕生する場であり、現実の未来です。それゆえに、未来へ向かうパワーを得られたり、心身を浄化するパワーが得られるわけです。時期に関わらず、東方に向かい朝日を見る、拝むという行為自体に開運の意味あります!
開運スポット詳細
見学の際は設置された展望所から
先述の通り、神磯の鳥居は神聖な「禁足地」です。間違っても、磯伝いに鳥居まで行くような行為はお控えください。また、夜明け前の海岸、特に磯場は危険です。必ず指定の展望所から望むようにしましょう!
朝日を拝んだあとは「御神水」をいただきましょう!
日の出とともに神磯の鳥居を拝んだ後、あたりはまだ静まり返った早朝です。大洗磯前神社の社務所なども残念ながら開いていません。ですが、境内にある「御神水」は、24時間自由に採水することが可能です!
かつてあったとされる「目さらしの井」は現存しませんが、こちらの御神水は現在も霊験あらたかとされ、各地から採水に訪れる人が大勢いらっしゃるんだとか。自由に採水できますので、ぜひ日の出を見た後に、合わせて採水しましょう!無料で採水できますが、お賽銭箱が置いてある場合には、喜んでお布施をいたしましょう!
※なお、毎年水質検査はされているものの、地下水のため菌が発生する可能性があります。飲用の際はなるべく煮沸することを推奨されています。また、ボトルは持参しましょう!
基本データ
正式名称 | 大洗磯前神社 神磯の鳥居 |
別称 | 神磯の鳥居 |
所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249−1 |
電話 | 029-267-2637 |
URL | 大洗磯前神社公式HP |
駐車場 | 大洗磯前神社 無料駐車場あり |
アクセス | 東水戸道路 水戸大洗ICより車で15分 |
アクセスマップ
この記事の掲載内容について
この記事は独自基準に基づいて取材・執筆・掲載をさせていただいております。こちらの開運スポットの関係者の方で、この記事の内容にご意見のある場合は、速やかに対応させていただきますので、下記フォームよりご連絡くださいませ。
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