古より信仰される縁結びの山
つくばの街並みから望む筑波山
山頂からは広大な関東平野が望める
ロープウェイやケーブルカーもあるので安心して登山が楽しめる
登山道に多数ある巨岩群は、それぞれがパワースポット

筑波山|関東平野を一望する紫峰

筑波山神社の「御神体」として、山そのものが神様となっている双峰の山、筑波山。古くから富士山と並び称され「西の富士、東の筑波」と呼ばれ愛されてきました。神社や巨木、巨岩など多くの開運スポットが山に点在していますが、今回は「筑波山」そのものに焦点をあててご紹介したいと思います。

このような方にオススメします!

平安の世にはすでに男女の逢瀬の場としても発展していたことから、男女の縁を結ぶ力があると古くから信仰されていたことがわかります。出会いを求めている方、神社へのお参りだけでなく、ぜひ筑波山に登って、大自然のパワーを受けてみては?

開運データ

パワーの源筑波山(男体山・女体山)
御利益縁結び
夫婦和合
起源古代
その他日本百名山

筑波山に登ろう!

筑波山に登ったこと、ありますか?筑波山は山頂への複数の登山ルートが整備されており、初心者の方が軽装備でも登れる山として非常に人気です。筑波山に実際に登ることで、山の清浄な空気を体全体に取り込むことができるだけでなく、登山道に点在する多様なパワースポットを巡ることもできます。

おすすめは、比較的平坦で登りやすい女体山のロープウェイ乗り場付近から、女体山山頂までを目指すコース。公式のコース名で言うと「おたつ石コース」で弁慶茶屋まで行き、そこから「白雲橋コース」に乗り換えて標高877mの女体山山頂を目指すコースです。道中には「弁慶七戻り」や「高天原」、「母の胎内くぐり」、「ガマ石」などさまざまな見どころ・パワースポットがあります。ぜひ一度、山頂を目指して山登りに挑戦してみてください。自分の足で登ったあとにみる山頂からの景色は、きっと忘れられないものになりますよ。

開運スポット詳細

筑波山は古来より男女の集う場所だった

筑波山は古来より農閑期の行事として大規模な「歌垣(かがい)」が行われ、近隣から多数の男女が集まって歌を交わしたり、舞や踊りを披露したり、あるいは男女の交わりを楽しむ風習があったと伝わります。歌垣とは、「歌掛(懸)き」が語源とされ、特定の日時に老若男女が集会し共同飲食しながら歌を掛け合う呪的信仰に経つ行事で、互いに求愛の歌を掛け合いながら対になり恋愛関係になるとされています。奈良時代の歌垣の様子は高橋虫麻呂が読んだ歌が万葉集に残っており、日本全国的に見ても有数の歌垣≒出会いの聖地であったことがうかがわれます。

筑波山神社は「拝殿」では「本殿」は?

筑波山といえば、筑波山神社です。なにせ、筑波山全体が、筑波山神社の境内ですから。さて、筑波山の中腹で荘厳な雰囲気でたたずむ筑波山神社ですが、実は筑波山神社は「拝殿」というのは有名な話です。その背後にある筑波山自体が御神体でもあるからです。では、拝殿があれば「本殿」もあるはずですが、それはどこにあるのでしょう?正解は、筑波山神社の本殿は、筑波山の山頂にあるのです。筑波山は男体山・女体山の双峰の山ですので、それぞれの山頂に本殿があります。男体山山頂には男神である「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」、女体山山頂には「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」が祀られています。男体山と女体山は、山頂から山頂までを御幸ヶ原を経由して道が繋がっていますので、登山に挑戦された際にはぜひ各山頂の本殿も参拝してみてください。

登山の際はお気をつけて!

実際に登山に挑戦される際は、服装や履物、持ち物などに注意してください。また、天候によっては滑りやすく危険な場合もあるので、しっかりと確認してから出発するようにしてください。時間に余裕をもって、無理せずゆっくりと登ることが大切です。また、体調に不安を感じたら、帰りはロープウェイで降りるなど、無理のないプランで挑戦してみてくださいね。

基本データ

正式名称筑波山
別称紫峰(しほう)
筑波嶺(つくばね)
所在地茨城県つくば市
電話
URL(一社)つくば観光コンベンション協会
筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
駐車場有料駐車場あり
アクセス圏央道常総ICから車で約30分

アクセスマップ

この記事を書いたのは

茨城開運管理人
茨城開運管理人茨城開運ポータル管理人
茨城開運ポータルの管理人。開運というキーワードで茨城をもっと楽しく!という気持ちで、このサイトを作っています。鑑定歴20年の運活カウンセラーでもあります。

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