「厄年」とは、日本の伝統的な風習で、人生の中で災難や不運が起こりやすいとされる年齢のことを指します。この期間には注意を払い、「厄払い」などの儀式を通じて無事を祈る習慣があります。
ここでは、2025年(令和7年)の厄年年齢を早見表で紹介いたします。
厄年の年齢について
まずは基本となる年齢の数え方についておさらいしてみましょう。
厄年を知る際に使う年齢は「数え年」です。数え年は、かつて日本で使用されていた年齢の数え方で、生まれた年を「1歳」として、以後は正月(1月1日)を迎えるごとに2歳、3歳と歳をとっていくという考え方です。
例えば、2001年の1月1日~12月31日に生まれた人は、2024年の1月1日で24歳と数えるのが数え年です。
立春を正月とする神社やお寺も
現代は、1月1日がお正月ですが、かつては「立春」が年の始まりとされていた時代もありました。2月3日の節分の豆まきで1年を締めくくって、翌日2月4日の立春から新たな1年が始まるという考え方ですね。
この立春での年の区切りを採用している神社やお寺さんは実は多く、九星気学にもとづく八方除けなどを行う神社では、立春を1年の始まりとして数えます。
この場合、例えば2001年2月4日~2001年2月3日に生まれた人は、2024年の2月4日に24歳になると数える方法です。
立春を誕生日の起点としている神社やお寺の場合、厄年の始まる日も立春からとする場合がありますので、厄除けを行う際は実際に厄払いに訪問する神社やお寺の年の数え方を確認しておくと良いでしょう。
※立春は二十四節気に基づくため、2月3日や2月5日に日付がずれる年も稀にあります。また、暦の上では2月3日が立春となっていても、23時(子の刻)以降に立春点がある場合は、占術上2月4日が立春となる場合もあります。
※2025年(令和7年)は、一般的なカレンダーでは2月3日が立春となっています。これは、太陽黄経が315度となるのが2月3日23時10分だからです。しかし、上記の通り、23時00分が子の刻の始まりとなり翌日扱いとなるため、東洋占星術では立春は2月4日として扱います。 |
厄年早見表(2025年・令和7年)
男性の厄年早見表
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
平成14年 (2002年) 24歳 | 平成13年 (2001年) 25歳 | 平成12年 (2000年) 26歳 |
昭和60年 (1985年) 41歳 | 昭和59年 (1984年) 42歳 | 昭和58年 (1983年) 43歳 |
昭和41年 (1966年) 60歳 | 昭和40年 (1965年) 61歳 | 昭和39年 (1964年) 62歳 |
女性の厄年早見
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
平成20年 (2008年) 18歳 | 平成19年 (2007年) 19歳 | 平成18年 (2006年) 20歳 |
平成6年 (1994年) 32歳 | 平成5年 (1993年) 33歳 | 平成4年 (1992年) 34歳 |
平成2年 (1990年) 36歳 | 平成1年 (1989年) 37歳 | 昭和63年 (1988年) 38歳 |
昭和41年 (1966年) 60歳 | 昭和40年 (1965年) 61歳 | 昭和39年 (1964年) 62歳 |
厄の種類について
厄年は男女で年齢が異なります。
人生に3度訪れる「厄年」ですが、「本厄」と中心としてその前年を「前厄」、翌年を「後厄」といい、前後3年を厄年として考えます。1年間ではなく、3年に渡って注意が必要という考えです。中でも特に本厄の年は注意しましょう。
また、3度訪れる厄年の中でも、最も気を付けるべき強い厄の年を、「大厄(たいやく)」と呼んでいます。男女の大厄は下記の通り。(上記表中では赤字の部分です)
- 男の大厄 42歳(2025年は昭和59年生まれ)
- 女の大厄 33歳(2025年は平成5年生まれ)
厄払いには、神仏の力を借りて、心身の異常や運気の弱まりを避けたり、厄除け祈祷によって自分自身の注意力を喚起する効果があります。本厄だけでなく、前厄、後厄にかかる方は、どうか厄除けの御祈祷をお近くの厄除け可能な神社・寺院で行ってください!
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