天台宗

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天台宗(てんだいしゅう)は「日本八宗」と呼ばれる日本の仏教の代表的宗派のひとつ。

平安時代初期に伝教大師・最澄により日本に伝えられ大乗仏教の宗派の一つ「天台宗」。正式名称は「天台法華円宗」で、「法華円宗」や「天台法華宗」とも呼ばれている。仏の教えを顕教(けんぎょう)と密教(みっきょう)の2つに分けて考えている。顕教は、「自分を救い他人を利する」という教えで、密教は「仏と自己の一体を観念し、仏の力で仏の境地に達する」という教えである。この2つの教えで、故人の罪や穢れを払い、故人や縁者と一緒に仏道に達するという。本尊は阿弥陀如来や釈迦如来で、経典は法華経。

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