薬王菩薩(やくおうぼさつ)とは、薬上菩薩とともに釈迦如来の脇侍として付き従う菩薩。薬師如来の八大菩薩の一人。また阿弥陀如来の二十五菩薩にも数えられる。薬上菩薩とは兄弟であったとされ、人々に薬を与えた功徳により双方が菩薩になる事が出来たという。一般的には薬壷と薬草を手に持つ姿で現される。
もとは星宿光という名の長者で、電光明長者という弟がいた、後に星宿光は薬王菩薩に、弟は薬上菩薩となる。そして将来は各々が浄眼如来、浄蔵如来になると言われています。
また薬王菩薩は、一切衆生喜見菩薩の生まれ変わりともされている。